二〇二六年八月
現代では夏真っ盛りの八月ですが、旧暦の八月は、葉が黄色く色づく頃なので「はづき」、または落葉が始まる頃なので「葉落ち月」を縮めて「葉月」になったと言います。
格花
洞二重
洞二重は根元七種花器の一つ「手杵」の変化である「寿老」の更に変化した花器で、二代廣甫好みの花器として伝わっています。今回は上口にマルバノキ、下口には黄色のホトトギスを挿れ花器の口を生かすよう心がけました。

格花
蒲
縞蒲は長葉十種の一つとして伝書に記され〝穂の出る前の葉の美しいときに用いると良い〟とされており〝常のガマは葉にて姿を調え穂は程よく葉に添えて遣う〟とあります。蒲の根元の出生は鞘状に茎を包んで丸くある為水際から直接葉を出さないよう細工し出生に従って挿れます。


新花
洋種山ごぼう 半夏生 唐糸草
花の先に動きのある花材を三種類ガラスの器に挿れました。中でも面の部位が多い半夏生を低く使って根締めの役割りをしています。
暑苦しくならないよう心がけました。
新花
段竹 向日葵
夏の定番の取り合わせです。斑入りの葉はどの花材でも涼しげに見えますが、段竹は葉が薄いせいかより涼しげに感じます。ヒマワリは前面に出すと暑苦しく感じるので、奥に控えてチラつかせています。

