未生流では、お花を形よくいけるだけではなく、お花や花器、鋏などを丁寧に扱うことを徹底的に教えられ、お花をいける環境や立ち振る舞いは勿論のこと、心映えも美しくあることを目指しています。その時々の命を咲かせる花を慈しみ、四季の移ろいを感じつつ花と向き合うときは、現代に生きる私達にとってなにものにも代えがたい貴重な時間です。
お子様の情操教育にもぜひおすすめしたいのが、未生流のいけばなです。
未生流のお花のお稽古を続けていくと、家元から「お免状」という形で資格をいただくことができます。
さらにお稽古を重ね、上達すると上の位のお免状を授与され、自分でお教室を持って弟子を取り、自ら教えることができるようになります。
未生流のいけばなは奥が深く、一生を通じて研鑽を重ねる方も多いので、先生(親先生と言います)と弟子(社中と言います)の関係もまた、一生お付き合いが続く場合も多々あります。また、親先生が亡くなられた後、その弟子が親先生の社中をまとめ、お稽古を続けていくことも珍しくありません。人として研鑽を積み、仁徳を重ねていくことができるいけばな、それが未生流です。
未生流では、お花を形よくいけるだけではなく、お花や花器、鋏などを丁寧に扱うことを徹底的に教えられ、お花をいける環境や立ち振る舞いは勿論のこと、心映えも美しくあることを目指しています。その時々の命を咲かせる花を慈しみ、四季の移ろいを感じつつ花と向き合うときは、現代に生きる私達にとってなにものにも代えがたい貴重な時間です。
お子様の情操教育にもぜひおすすめしたいのが、未生流のいけばなです。
未生流のお花のお稽古を続けていくと、家元から「お免状」という形で資格をいただくことができます。
さらにお稽古を重ね、上達すると上の位のお免状を授与され、自分でお教室を持って弟子を取り、自ら教えることができるようになります。
未生流のいけばなは奥が深く、一生を通じて研鑽を重ねる方も多いので、先生(親先生と言います)と弟子(社中と言います)の関係もまた、一生お付き合いが続く場合も多々あります。また、親先生が亡くなられた後、その弟子が親先生の社中をまとめ、お稽古を続けていくことも珍しくありません。人として研鑽を積み、仁徳を重ねていくことができるいけばな、それが未生流です。
未生流の
資格・階級
格花
入門 |
未生流に入門された証として付与されます。 |
---|---|
初伝 |
入門して半年以上、初伝の過程を履修したものに付与されます。希望者には伝書「三才之巻」が付与されます。 |
中伝 |
初伝取得後半年以上、中伝の過程を履修したものに付与されます。希望者には伝書「體用相応之巻」が付与されます。 |
奥伝 |
中伝取得後半年以上、奥伝の過程を履修したものに付与されます。希望者には伝書「原一旋轉之巻」が付与されます。 |
郡会頭 |
奥伝取得後半年以上、郡会頭の過程を履修したものに付与されます。希望者には伝書「草木養之巻」が付与されます。 |
准師範 |
郡会頭を取得した者に付与され、親師範の補助者として格花の指導に当たることができます。 |
准国会頭 |
郡会頭取得後半年以上、准国会頭の過程を履修した者に付与されます。希望者には「妙空紫雲之巻」が付与されます。 |
国会頭 |
准国会頭取得後半年以上、国会頭の過程を履修した者に付与されます。希望者には「規矩之巻」が付与されます。 |
師範 |
国会頭取得者で、初伝取得後三年を経過し、満十八歳以上に達している者に付与され、弟子を取って格花の指導をすることが許可されます。 |
新花
入門 |
未生流に入門された証として付与されます。 |
---|---|
二級 |
入門して半年以上、二級の過程を履修した者に付与されます。 |
一級 |
二級取得後半年以上、一級の過程を履修した者に付与されます。 |
上級 |
一級取得後半年以上、上級の過程を履修した者に付与されます。 |
准教授 |
上級取得後半年以上、親師範の補助者として新花の指導に当たることができます。 |
教授 |
准教授者で、二級取得後三年を経過し、満十八歳以上に達している者に付与され、弟子を持って新花の指導をすることが許されます。 |
師範取得後、
指導者として
研鑽を積むには
上記の免状を取得し、さらに研鑽を積み技術と華道の道を極め、仁徳ともに認められた方に対して、下記の免状が付与されます。
准総国会頭
師範で弟子を持ち、弟子の階級申請の取次を行っている者、及び国会頭・師範取得後継続して研鑽を重ね五年を経た者に付与されます。
総国会頭
准総国会頭取得後、原則として三年を経過し、継続して弟子の育成に当たり、階級申請の取次を行っている者に付与されます。
諸国准総会頭
総国会頭取得後、原則として三年以上経過し、継続的な受伝活動を行い、弟子の申請実績のある者に付与されます。
諸国総会頭
諸国准総会頭取得後、原則として三年以上経過し、その間継続的な受伝活動を行い、弟子の申請実績のある者に付与されます。また、未生会での活動、研究会、社中展の開催等積極的な活動が期待されます。
正師範(格花)
諸国准総会頭頭位にあり、弟子の申請実績がある者に付与されます。
正教授(新花)
諸国准総会頭頭位にあり、弟子の申請実績がある者に付与されます。