未生流

の花

二〇二六年五月

「耕作」を意味する古語の「さ」から、稲作月を指して「さつき」に、また、早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」が略され「さつき」になったという説があります。
「皐」という漢字には「神にささげる稲」という意味があります。

格花
三種寄せ挿け

桜が終わり新緑の時期に先駆けて出てくるのが、この黄金葉(金葉手毬)です。残念ながら葉もあまり大きくなく派手さに欠けるので、寄せ挿けによく使われます。山吹、躑躅とよく合います。

格花
鳶尾

アヤメ科の中で最初に咲き始めることからイチハツと名付けられたのは有名ですが、出回る期間が短いので、つい挿け損じることもしばしばあります。他のアヤメ科に比べて背が低く足が太くなりやすいため、葉数を少なくシンプルに挿れました。

新花
アカシア、ガーベラ、芍薬

遅咲きのアカシアを主材にしてガーベラを高く挿れました。アカシアは常のものと違い細い葉だったので省かずに残しました。ガーベラは大きく存在感があり、木物より高くても堂々としています。奥の芍薬で色味に変化を付けました。

新花
青木、丹頂アリアム、レースフラワー

クネクネと動きのあるアオキの枝に、曲のある丹頂アリアムを絡めました。同じようにレースフラワーも絡むように挿れて同勢として、それぞれの花材がひとつの特徴を生かして同じ動きをして一つの形にしています。

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