未生流

の花

二〇二六年三月

春の訪れを告げる弥生三月は、その名の通り「弥生(いやよい)」が変化したものとされています。「弥(いや)」は、ますます、いよいよ、と言った意味、「生(おい)」は草木が生い茂ることを示し草木が芽吹く季節であることを示しています。

格花
白木蓮

木蓮は折れやすく、しかも真っ直ぐな枝が多いため格花に挿れるのは非常に困難です。数少ない曲がった枝か、程よい横枝を探すしかありません。しかし花は本当に美しく魅力的です。桜とはまた違った雰囲気で春らしさを演出してくれます。

格花
柳の水潜り

まずは広口に黒白の砂利を敷いて水陸を分けます。用流しか留流しの枝を水に潜らせます。今回は備わってませんが、水から出てきた枝にも体用留が備わるとより良いです。柳の力強さを表現する挿け方です。

新花
桜 ラナンキュラス アンスリウム

桜がまだ蕾が多めの状態だったので、ラナンキュラスを高めに使いました。このラナンキュラスは俯いても横を向いていても色が出るので、無理に起こさずに自然な表情のままに挿れています。

新花
青竹 アリウム スネークボール

自然な割れや穴のある青竹を器に傾けて、小ぶりなアリウムを絡めて挿れました。青竹は節の間の長短によって表情が変わり、素材にもなり器にもなる便利な花材です。

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