二〇二六年二月
二月如月の謂われには、寒さがぶり返し着物を重ねて着ることから「着更着(きさらぎ)」とする説が多いです。他には、気候が陽気になる季節で「気更来(きさらぎ」、草木が生え始める月で「生更木(きらさぎ)」とする説があります。
格花
蝋梅
香り良く蝋細工のような透明感のある黄色い花を咲かせるこの花材は、寒い冬によく似合います。枝ぶりは単調で折れやすく格花には難しいですが、今回は椿を留に使いボリュームを出しました。

格花
紅梅
写真では白く見えてしまうほど、梅の花は薄らとしたピンク色をしています。枝ぶりや苔付きも良いので体はあまり手を加えず自然のまま使い、用と留を体に合わせて動きを付けました。


新花
雪柳 オンシジウム 枝スイートピー
まだ出始めの雪柳はちらほらと白い花が弱々しい感じでしたので、オンシジウムを主材にして挿れました。ランの発色の良さにはいつも助けられますが季節感に欠けるので、枝スイートピーを加えました。

新花
ダリア スイートピー
赤とピンクの派手な取り合わせは身に着けるものでは殆どしないのですが、いけばなではついしてしまいます。華やかな赤いダリアの上から降るようにピンクを挿れて派手に仕上げました。
