未生流

の花

二〇二五年十二月

師走とは、師匠の僧がお経をあげるために東西を駆け回るという「師馳す」から来たという説が有力です。他にも年が果てるという意味の「年果つ(としはつ)」、一年の果てる月を意味する「四極(しはつ)」等が語源として言われています。

格花
挿け交ぜ応合い

伝書「体用相応の巻」に葉蘭の挿け交ぜ応合いの方法があり、白い斑や縞のある葉にナデシコやセンノウなどを体と体添えの間や体用の間などに挿け交ぜます。花図書「千種乃錦」に良い作例があるので、参考にして今回は小菊を応合って挿れました。

格花
寒桜

この時期の桜は上品で風情がありますが少し派手さに欠けるところがあります。紅葉の雪柳を応合うことによって派手さと力強さを出すことにしました。白い花もより引き立てられたように思います。

新花
リューカデンドロン、ピンクッション

曲がりくねったリューカデンドロンが手に入ったので挿れてみました。折角の動きも葉が邪魔するところもあり、程よく省いて動きを出して根元をピンクッションで締めました。

新花
雪柳、シルバーキャット、アストランティア

雪柳は春の白い花から夏の新緑、秋の紅葉まで一年の大半は花材として使われています。今回は白い花と合わせて、より紅葉の赤が引き立つように挿れました。



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