未生流

の花

二〇二一年六月

水無月は、旧暦の6月に当たります。田に水を引く月ということから水無月となったと言われています。「無」の文字は無いという意味で用いられているのではなく、助詞である「の」を表しています。そのため水無月は「水の月」という意味なのです。

格花
沢蓋木

今年の「いけばな神戸展」の後期展が中止となった為、挿ける予定だったサワフタギを撮影しました。90㎝四方の席の予定だったのですが、制約がなくなるとついつい大きくなってしまいました。

格花
山法師

今年のヤマボウシは花のよく付いた花材で、かなり省いたのですが見返すとまだ多いかと感じます。花が咲くと平面的に見えやすいので、添えの枝を程よく挿れて立体的になるよう努めました。

新花
山法師・ゴテチア・サポナリア

ヤマボウシを器から溢れるように挿れ、サポナリアを上から点在させました。サポナリアは着色したかすみ草にようにも見えますが、実際は花がしっかりとしています。ゴテチアを口元に挿れ色彩的にまとめました。

新花
夏櫨・素馨・花菖蒲

ナツハゼに動きのある枝があったので、それを生かすように挿れました。ソケイは単調な枝なのでナツハゼに絡めず器の口元に低めに挿し、ハナショウブで少し華やかさを出しました。

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