二〇一九年一月
睦月はお正月に人々が集まり、仲睦まじくすることから「睦月」となったとされています。他には稲の実を初めて水に浸す月で「実月」、元になる月「元月」が転じて「睦月」なったという説もあります。
格花
蝦夷松
その名の通り北海道あたりに分布するマツ科の植物で、枝が水平か垂れ下がって張り出します。今回もその特徴を生かして挿れました。昨年の津支部展での作品です。
格花
白玉椿
艶のある葉の間に咲くふくよかな白玉椿の花はとても品があり、私達を和ませてくれます。
今回は枝葉を少なめにあっさりと仕上げました。
新花
蛇の目松 梅擬 管菊
松の葉の根元に黄色い斑の入った蛇の目松は明るい印象で、新春に良く合う花材です。
間から梅擬を出して勢いを付けました。
新花
大王松 ピンポン菊
大王松を逆さにして挿れると、花器にかかる松葉の線がとても美しく感じます。黄色のピンポン菊を横並びに加えて造形的にしています。